小旅行に行ってきたところ、買い食いに伴って発生するゴミの量に改めて驚いた。マイボトルとかエコバッグとか言ってる場合じゃないな、と。コンビニおでんとかもうお鍋とかタッパーとか持ってくシステムでいいんじゃないか?
📚よんだもの
オフィスへの憧憬
Z世代の新社会人による、オフィス生活の様子を捉えたTikTokが人気らしい。電車で通勤する様子やビルからの景色、同僚とのランチの様子などを、Vlog(もはや死語なのか?)形式でまとめた動画は、パンデミック下に入学や卒業、入社といったライフイベントを迎えたZ世代に新鮮に映るようだ。
That Girlやゴブリンモードといった感染拡大期に生まれたライフスタイルトレンドに自宅での過ごし方が反映されていたことを考えると、これからは外を意識したコンテンツが増えていくのだろう。とすると、ファッションで言えばスーツなどカッチリしたものがこれから流行るのか?
ミームで金儲けをするのは誰だ?
ミームとして拡散された画像の所有者が、ミームの知名度を使って金儲けを画策した企業を訴えるケースが散見するようだ。中には1億円近い金額が所有者に支払われたケースもある。しかし所有者は画像を使った遊びの要素や拡散そのものは概ね肯定的に捉えており、提訴されるのは商業利用を狙った場合に限られるようだ。遊びの場に大人が入ってくると白けるぜ、ということなのだろう。
そういえば日本語圏でミームというと、画像そのまま型(漫画の一コマというケースが多い)、文章型などが思い浮かぶが、英語圏で見られるような同画像異キャプション型のミームをあまり見かけないのはなぜなのか。「ボケて」に見られるような写真大喜利は内容的にはかなり近いが、その目的は「どれだけうまいこと言うか」であり、コミュニケーションというか、共感を誘うミームとはゴールが違うように感じられる。
👀みたもの
オフィスでは結局仕事をしている
オフィスの話題に関連し、家庭用化成品メーカーSCジョンソンのオフィスを取り上げたVoxの動画を観た。1939年に完成した当時のSCジョンソンHQは、建物だけでなくデスクや椅子などのインテリアを含め、近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトによる設計。美しい曲線やウェス・アンダーソンの映画に出てきそうな色味など、さぞTikTok映えするだろうなと思って眺めていると、終盤にプレゼンターがそこで仕事をするシーンを迎えた。壮観なオフィスでノートパソコンを開く彼は、どこか落ち着かない様子。そして結局「ノートパソコンの前に座っているのは綺麗なオフィスだろうが、自宅だろうが、カフェだろうが変わらない」のだと言う。自分の経験を振り返っても結局オフィスで感動するのってよくて最初の数か月くらいなんだよなーと思い返しつつ、なんとも身も蓋もない感想に笑ってしまった。
🎧きいたもの
in love! (bouquet for heather)
ポートランドベースの電子音楽家Kaho Matsuiの最新アルバム。Rei Harakamiを思わせる軽快なリズムの合間に顔を見せる繊細なアルペジオギター、そこから溢れる愛猫への思い。
それでは、また次週👋